営業職であれば研修、セミナー、YouTubeなどで1度は聞いたことがあるソーシャルスタイル理論。
人のコミュニケーションスタイルは「感情」と「意見」の強弱によって「ドライビング」「エクスプレッシブ」「エミアブル」「アナリティカル」の4タイプに分類されるという話は聞いたことあるとおもいます。分からない方は詳しい内容はググってください。
今日取り上げたいのは、エミアブルタイプ。エミアブルタイプの人は、争いを好まず、調和を保つ傾向にあります。その結果、主張したいことや、間違ってるなって思っていることでも遠慮して、言わなかったり、言おうかな、やっぱり後で言おうかなって迷っている間に手遅れになってしまいます。
私は、いまは、ドライバータイプで冷酷卑劣と呼ばれるほど相手の考えを否定したり、自分の考えを主張しています。しかし、子供の頃は、大人しくて争いを好まない性格でエミアブルでした。ですので、尚更エミアブルタイプの人の気持ちも分かっています。
今日、部下の面談で気づいたことがあります。そうか、A君は、何もわかってないやつではない、ただ主張しないだけのエミアブルタイプなのだと。
これまで、A君は、何を教えても、わかりましたと返事はいいのですが、的外れな資料を作成してしたり、こちらが意図していない活度をしたり、仕事の目的すらズレてしまっている事が多いのです。まさに、仕事のできない奴の典型です。私は、なんで分からないのなら確認してこないんだ?分からないことすらわからない無能な奴なのか?そもそも理解する能力が低いやつなんだと思っていました。
しかし、面談を通して気付きました。A君はエミアブルなのだと。本当は、わかっていないのに分かってないと言えない。仕事が溜まって処理しきれないのに受けてしまう。効率悪いなって思っていても口に出せない。追求していけば無限にこのような類の事が出てくるでしょう。
上司に言わないことの半端ないリスク
①何も分かってないと思われてしまう。
反応しないと、分かっているのか分かっていないのか相手はわかりません。自分の意見や主張がない人は、何も考えてないと思われます。何か意見があれば必ず言葉にして発するべきです。
②議論を深掘りする機会を失う。
反対意見を言うということは、問題を深掘り、本質に辿りついたり、ブラッシュアップされて、さらにいい提案になったり、お互いの考えの違いを理解する事ができます。本音で語り合い、相談する事が信頼につながるのです。
③名実共に薄っぺらいやつになる。
議論の機会がなくなるため、成長の機会を失います。多少嫌な思いをしても自分の意見をぶつけるとことは、議論の深掘りだけでなく、相手から見た信頼にも繋がります。無害で刺激のない人間は、薄っぺらく見えてしまいます。
以上3点が主張しないことの半端なくやばいリスクです。
とは、言っても言いたいことなら何でも言うべきと言うわけではありません。相手を傷つけたり、不愉快にさせたりするのは、NGです。
言うべきか言わないべきか迷った時は、そこに愛があるのかどうかが言うべきか言わないべきかの基準です。相手やサービスが良くなることを願い自分の意見をしっかり述べる。これが、コミュニケーションの極意の一つです。